Web会議や集中作業の増加に伴い、オフィスデザインに個室ブースを取り入れる企業が増えています。本記事では、オフィスに調和する個室ブースの種類や選び方、設置時の注意点、デザインの事例をご紹介します。

半個室型の個別ブースを設置し、集中作業に適した環境を整えたオフィスデザイン事例です。周囲の視線や音を適度に遮ることで、経理業務のように正確性が求められる作業にも落ち着いて向き合える空間を実現しました。オープンスペースと使い分けることで、業務内容に応じた集中度を確保し、作業効率の向上と働きやすさの両立につながっています。

オープンオフィスの中に、遮音性の高い個室ブースを設置した事例です。コミュニケーションを重視した開放的な空間を維持しながら、集中作業や1on1面談に対応できる静かな環境を新たに確保しました。建築工事を伴わない製品型ブースを採用することで、搬入から設置完了まで約3時間と短時間で導入を実現。スプリンクラーや空調にも配慮された設計により、既存オフィス環境へスムーズに導入できる点も特徴です。働き方の多様化に対応した、柔軟性の高いオフィス改善事例といえます。
オフィス刷新後のイメージや目的別に、それぞれ適した会社を詳しく解説していますので、オフィス刷新・デザインレイアウト変更を考えている方はぜひ参考になさってください。
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四方を壁やドアで完全に囲まれたクローズドブースは、防音性や遮音性に優れている傾向があります。周囲の雑音を気にすることなく目の前の業務に没頭できるため、高い集中力が求められる作業に非常に適していると言えるでしょう。
また、情報漏洩のリスクを低減しやすいことから、人事面談やオンラインでの商談など、機密性の高い内容を扱うWeb会議での利用にも向いています。既存の空間に後から設置できるボックス型の製品も多く展開されており、オフィスの雰囲気に合わせて外装のカラーや素材を選ぶことで、空間全体に自然と馴染む洗練されたデザインを実現できます。
天井が開いているタイプや、低いパーテーションで区切られた半個室・オープンタイプのブースは、空間に圧迫感を与えにくいという特徴を持っています。ファミリーレストランの座席のように向かい合って座れるファミレスブースなどは、周囲の視線を適度に遮りながらも開放感を保てるため、リラックスした雰囲気での打ち合わせに役立ちます。
完全な密室ではないため、チーム内での軽いブレインストーミングや、気分転換を兼ねたソロワークなど、カジュアルな用途で活用しやすい設計です。空間を完全に区切らないことで、オフィス全体の空気の流れや光を遮ることなく、明るい印象を維持しやすい点も魅力の一つと言えます。
個室ブースを導入する際は、自社の従業員がどのような目的で使用するのかを事前に明確にしておくことが大切です。例えば、Web会議の頻度が高い職場であれば防音性の高いクローズドブースが役立ちますし、チーム間の活発なコミュニケーションを促したい場合はオープンタイプが適しているかもしれません。
また、導入費用や設置スペースの広さといった物理的な条件に加えて、オフィスの内装テイストと調和するかどうかも重要な判断基準となります。木目調やガラス張りなど、多彩な素材のバリエーションから自社のブランドイメージに合ったデザインを選択することで、機能性と美観を両立した快適なワークスペースを構築できるはずです。
オフィス内に新しく個室ブースを設置する過程で、しっかりと注意を払わなければならないのが関連法令への対応です。特に天井まで完全に覆われているクローズドブースの場合、消防法上の一つの「部屋」として扱われる可能性があり、火災報知器やスプリンクラーなどの消防設備の増設が義務付けられるケースがあります。
法令に違反した状態で使用を続けることは安全面でのリスクを伴うため、導入を検討する初期段階で管轄の消防署や専門の業者に相談することが求められます。製品によってはあらかじめ消防法に配慮された設計を採用しているものもあるため、カタログ等の記載事項も併せて確認するようにしてください。
狭い空間で長時間作業を行うことが多い個室ブースでは、利用者の心身のストレスを軽減するための環境づくりが欠かせません。密閉された空間は熱や二酸化炭素がこもりやすくなるため、ブース専用の換気ファンが搭載されているか、あるいはオフィスの空調の風が適切に届く設計になっているかを確認する必要があります。
さらに、パソコンの画面を見続ける作業に向けて、目に優しい明るさや色温度の照明器具が備わっているかも重要なチェックポイントとなります。利用者が疲労を感じにくい居住性を確保することで、本来の目的である業務効率の向上や生産性のアップに繋がっていくでしょう。
個室ブースの利用率を高めるためには、従業員の日常的な動きに合わせた適切なレイアウト設計が鍵を握ります。執務エリアから離れすぎた場所に設置してしまうと、移動の手間から次第に使われなくなってしまう恐れがあります。一方で、自席のすぐ背後など近すぎる位置では、ブースからの音漏れや出入りの音が周囲の集中を妨げてしまう要因になりかねません。
そのため、業務スペースから適度な距離を保ちつつ、周囲を通行する人がスムーズにすれ違えるだけの通路幅を確保することが望ましいと言えます。実際の業務フローを想像しながら、誰もが自然な流れで立ち寄れる配置を検討してみてはいかがでしょうか。
オフィスデザインを刷新した後、どのように活用していきたいか。これによって依頼すべき会社も変わってきます。
ここでは、浜松市でオフィスデザイン・レイアウトの刷新を行っている企業から、それぞれサービス特徴を持つ3社を紹介します。
※2024年9月時点